10年構想の実現へ、RRT設立に向けた想い。

10年近く思い描き、構想を練ってきた。

ここに至るまで色んな人達と会って話し、語ってきた。

それがようやく始動する。

季節を問わず人が集まり、地域住民とも調和がとれ、自然環境をも配慮したサステイナブルな都市型リゾート。そこには暮らしや滞在の質を高めるための、あらゆる革新的技術やコンテンツが集積し、また心を豊かにするようなサービスも多彩に揃い、留寿都村の豊富な自然を守る政策や、よい地域社会を構築するための行政との連携も進められている。

今回、RRTには目的を深く理解し、共通言語で語り合うことができ、それにコミットし実行に移し、実務的に形作っていくことができる有志が揃った。

構想が徐々に具体化し、スタートに至るまで2年間かかったが、ようやく一つの形となって走りだすことが可能となった。

北海道留寿都村には、まだまだポテンシャルがあると確信している。

しかし、そのポテンシャルを最大限に引き出すには、開発を行うための企画内容や、実施方法次第であり、持続可能な発展を実現するためには適切なルールメイキングや統治が必要である。

これは、まさにプロジェクトのHeart and Bone(心臓と骨組み)となる非常に重要な部分であり、多くのステイクホルダーとの調整も必要になってくる。この基盤をしっかりと構築し、着実と実行に移していかないと10年にわたる構想が無駄になってしまうだろう。

そのためにRRTは先ず、その基盤を築き、それをしっかりと固めていく。

これはRRTのミッションステートメントそのものであり、今後のブログでは、その具体的な取り組みについてさらに詳しくお伝えしていきたい。

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